効率アップは企業の生き残りの方策

政府の働き方改革の一環で、仕事の効率アップが求められています。しかし政府から改めて言われるまでもなく、LSP(LABOUR SCHEDULE PROGRAMING)、作業マニュアルの整備などに以前から取り組んでいます。 仕事の効率アップは実は手詰まりな状態なのです。

効率アップはなぜ上手くいかないか

人的パワーを求められる職種、外回りの営業職、物販店・飲食店の店長は、相手があっての仕事です。クリエーターやデザイナーなどは、自分のアイディアのひらめきが重要になります。時間や効率では計れないものがあるから、その業務に価値が見いだされるのです。

効率アップの必要性は否定しない

仕事の効率アップを図るためには、現状の様々な作業から「ムリ・ムダ・ムラ」を如何にして省き、よりスムーズに通常の業務ができるようにすることだと言われています。
具体的には、
1.ムリ:そもそ作業量や作業計画に無理はないか 
2.ムダ:不必要な時間をかけたり、本当はやらなくてもよい作業をしていないか
3.ムラ:ある人や特定の部署に業務が偏っていないか、時期によって作業が偏ってないか
この3つを改善していくことが、生産性の向上に結びつくといわれています。
そのために、主なロスの要因を自分でも考えて見ることも必要です。
例えば、情報不足によるロス、作業方法や停滞による時間のロス、能力に合致しないためのロス、品質 時間ロス、品質が合致できなかったことによるロスです。
これらのロスが生じるのは、個人の責任ばかりに転嫁してきました。組織全体としてとしてムダやロスを改善し、いかにムリやムラを少なくする方策を示さなければなりません。
しかし効率アップを図るいわゆる管理部門の部署は、得てしてリストラの対象になりやすい部署だということです。今まで10人で行っていた作業を5人で行える様に効率アップすることは、結果として5人が余剰になることです。数字を作る営業部門ならば、1人1人が効率化によってより数字として会社に貢献できるかも知れませんが、業務の拡大が必ずしも見込めない会社では、効率化がスタッフの意向と関わりなく、会社生き残りの手段になりかねません。

スタッフの本音から効率アップを

心構え・5Sの実践とか効率アップの施策は色々と言われていますが、効率アップを求められるスタッフの本音が語られることが少ないようです。 スタッフが備品・消耗品として欲しい物が提案できない雰囲気が、結果として効率アップを阻んでいることも多いのではないでしょうか?